事業概要
道北ハウジングシステム協同組合で行っている事業について
木材に水分が残っていると、割れなどの原因になりますので、しっかり乾燥させます。人工乾燥機においては、樹種や木材の厚さに適した温度・湿度に設定し、スケジュールを組みます。乾燥により発生する木材の収縮、またそれに伴う曲がりや割れといった狂いを抑えます。
針葉樹は1週間、広葉樹は1ヵ月ほど乾燥窯で乾燥を行います。乾燥窯から出した後、養生を行い含水率を均一にします。養生には数カ月を要します。
S4S加工(Surfaced 4 Surfaces)は、製材の4面に鉋をかけ、滑らかな面にする加工です。DHSでは、プレーナーギャング、6軸モルダー、7軸モルダーなど、各種対応した最新の機械で加工を行っています。
製材の表裏にプレーナーをかけ、さらに半割にする加工を行います。
製材にプレーナーをかけます。(4面+上面)
製材にプレーナーをかけます。 (4面+上下面)
元々は大工さんが行っていた複雑な手加工。機械の導入により、短時間でより正確に行えるようになりました。CADデータという設計図を基に、建材の種類によって異なる加工を施します。
名前の通り「指」のように複数の凹凸同士がぴったり合うように接着する加工方法です。短い製材を接着し、一つの材として有効利用することができます。3650㎜以上の長尺材を生産できる点も利点の一つです。
フィンガージョイント工場は2022年に新設されました。
弊社では北海道産トドマツを使用したツーバイ材の生産を行っています。
構造用材として利用していくことは、より木材の性質を活かし価値を高められることであり、フィンガージョイントによってその余地を増やすことができると考えられます。
2022年11月には「けいナビ ~応援!どさんこ経済~(TVHテレビ北海道)」の取材を受け、放送されました。
2024年夏にリニューアル。グループ会社である三津橋産業㈱にて、原木を製材加工する際に発生したバークを利用し、燃やしています。生成した熱エネルギーは、人工乾燥機まで送られ、製材を乾燥するために利用されます。
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